■使うか使わないか
いま100万円を手元にもってたら、なにをするだろう。
Rolexとかって持ちたいと思う時がくるのかなー?
未だにRolex付けてる自分が想像できない。
というかそんなお金があるとすれば他に使いたい。
自分が実際使うものであれば、
僕はものすごく吟味して選びます。
使うこと前提のツールに出費したい。
なにに使うの?って問いに対して答えがなければ
それは全く意味を持たない、必要のないものじゃないか?って思うんですよね
というか、
「おれ、これ、持ってる」の
所有欲を満たすだけで終わるって
僕としては一番許せない消費の仕方です。
服も同じ。
所有欲だけの流行服なんかは同じで
自分の創った服はそうはさせないつもりで
服創りをしてる。
何かをやりたくて使ってるもの
=ツール
=必要なもの
その考えでいくと、
カメラは必要な機材でもあります。
え?それこそiPhoneでよくね?の意見は
カメラで何が撮れるのかを
知ってしまった人間には通用しません。
iPhoneだったらこの写真は絶対に生まれませんでした。
便利なiPhoneだけでパシャっと撮るという行為は否定しません。
マジで便利だし、画質は綺麗だし、ボケまでやるんかいってくらいのクオリティな訳ですからね。
(カメラでもオートで扱うのであれば、意味ないのでiPhoneの方が優秀かも)
でも、カメラを持った瞬間って
被写体として捉えるスイッチが入るせいか、
iPhoneとはワケの違う景色が
ファインダー越しに現れます。
壁のペンキの質感だったり
光と影のコントラストだったり。
お?と思うこと自体がまず違う。
まずカメラ持ってなかったら
写す場所じゃないですもんね。
カメラ持って、
あっこれってもしかして?
カシャっ。
すげー!って写真が実際多いのなんのって。
カメラに関しては
たまたま出会ったポラロイドから始まり
⑴先輩のミラーレス
を貸していただいて
昔のレンズに興味を持ち始めて
ちょっと⑵コンデジで試してみて
低画素のくせして、あ、これやばいってなって
(内緒のやつだったんだけど、最近解禁)
⑶昔のレンズを手に入れて遊んでみて
いや、これでフルサイズはどうなのよってなって
(4)フルサイズのカメラ手に入れて
さあ、準備は整ったというところに
今居るわけですが、
カメラを構えてシャッターを切りまくるという行為自体が
今の自分にとって
すごくいい特効薬になってくれているのが
身にしみてわかる。
カメラにハマってしまったそもそもの原因はこいつ。
「一周回ると
なんでコレじゃなきゃダメなのか
すぐに気付くよ」
っておっちゃんに言われたのが忘れられない。
こいつのせいであり、こいつのおかげでもある。
「服創りを広い視点から
伝えていくために、超必要不可欠なツール」
としてカメラがあるわけであって
結局最後はそこでオチる。
さあ、うまく切り替えして
服づくり進めていきますよー。
今日で工場仕事終わり。
モチベーションは最高潮です。