■捻くれ者
もちろんいい意味で。
服に関してもそうなんだけど、
結局何に関しても「人と同じは嫌だ」
子供とひたすら遊び尽くす休日。
カメラを持って出かける。
本来、子供は動き回るし予想もしない動きをするから
カメラ本体は手ブレ補正があったり、
性能高めであることが大前提。
ホント綺麗に撮れるし、今のオートフォーカスの性能は半端じゃ無いし、手ブレ補正なんて神。
マジでまるでそこにいるかのような写りを醸し出してきやがる。
でも
それだけじゃ、絶対に嫌だ。
ってことでこいつ。
LEICA ヴィンテージのレンズ
オートは不可能。フォーカスも露出もなにもかもマニュアル操作。手ブレ補正も使えない。
こいつを付けることによって
利便性、機能性はマジで最悪ってことに
なってしまうんだけど
だけど
だけどやっぱり
写りが独特。(加工一切なし)
綺麗だけで終わらせない。
空気まで支配してるかのような描写力。
細かいこといいだすと
こういう説明がうざったいから省略するけど
「綺麗な写真を撮りたいだけ」ってのはとにかくつまらない。
どうせ撮るなら、
何十年経ってから
この写真をみんなで見返した時に
明治安田生命のCMソング
言葉にできない by小田和正
が聞こえてくるような写真を残したい。
でもそういうのってなかなか伝わらない。
だって一番身近で
一番の理解者であるはずの奥様も
ねえ、カメラなんか何に使うの?怒
無駄遣いじゃない?それ?怒怒
なんなの本当に?怒怒怒
いい加減にしてくれない?怒怒怒怒
という全否定の嵐。乙
そんな奥さんの圧力の恐怖に怯えながら過ごしていましたが、
我が子を撮ったこれらの写真を見て
奥さんも相当嬉しかったのかもしれません。
ノリノリの笑顔で
僕にこう言ってきたのです。
「あたしのも撮ってよー!」
よし、
勝った。