■翻訳について
appleの瀕死状態から
起死回生のジョブズ復帰
そこで打ち出された企業広告
「- Think different -」
これに関しては、
服づくりがどうのこうのとか
もう全く関係なく影響を受けています。
(当時の社内で配布された- Think different -についての説明が記された本まで持ってるレベル)
なにより、
この広告がドンと打ち出された時のCMが
もう凄いのなんのって。
appleが打ち出していく商品の説明は一切なくて
歴代の偉人が次々出てくる
そんな中、ただジョブズのナレーションが聞こえるっていう。
内容はこちら
英語です。すみません笑
こっからなんですね。
大事なのは。
あ。はじめに伝えておきますと、
この「- Think different -」の内容を
この記事を見てくれた人に対して
伝えるという記事ではありません。
ベースの英文を
日本語に翻訳する作業。
「翻訳」
に関してとっても深く考えることがあったので
それを忘れないように残したくて書いてます。
では、もう一度行きますね
はい。
英語がわかる人は訳せると思うんですが、
わからない人の方が多いですよね。
これを日本語に「翻訳」しなければならない。
で、色々考えてたら
この翻訳にも「翻訳する人のセンス」
が隠れてることに気づいたんです。
なんでこんなに違うんだろうって。
比較すると面白かったので、
是非見ていただきたいなと。
「翻訳家として活躍してる人その1」
「翻訳家として活躍してる人その2」
「apple公式の翻訳」
この3つを見ていただきたいんですね。
連続していきますよー
「翻訳家として活躍してる人その1」
「翻訳家として活躍してる人その2」
そして「apple公式の翻訳」
どうでしょうか?
意味は同じなんですよ、通じるんです。
聞いた方はわかるんです。
でも
「伝わり方が全然違う」
「言葉の並び」だったり
「言葉選び」だったり
僕はこれが凄く面白かったんです。
いい事言うなー、かっこいいなー
それはそうなんですけど、
最後の
「本当に世界を変えているのだから」のオチ。
このオチへの持っていき方が
翻訳家の方の翻訳と
apple公式の翻訳で全然違うわけですね。
この差はなんだろうなーって思うわけですよ。
ベースの英文があって
appleの広告であることはわかっている前提で翻訳をするのは変わらないのに
なんでこんなに違って聞こえるのかなーって。
句読点の入れ方だったり、
一文一文タイトだけど
ダイレクトな言葉の表現力だったり、
細かいところをみるといろいろあるわけですが、
センスがいい悪いの判断だけで片付けるのも
なんか腑に落ちないから
考えてました3日くらい。
そんで、気付きました。→完全に自己解釈ですけど
翻訳家とapple公式の翻訳の決定的な違いは
「appleのメッセージとして伝える事」
に重きを置いて、ベースを翻訳していたかどうかなんじゃないかと。(広告だから当たり前の話なんだけど)
そんなこと考えながら
ふと自分と照らし合わせて考えたんですよ→そうそう、これが大事
これ、モノを作るときも同じじゃないかな?って